インフルエンザにはアビガンとイナビルやラピアクタとリレンザどれがいい?

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インフルエンザ治療薬 アビガンについて

2014年10月には、富士フイルムがインフルエンザやエボラ出血熱に対する治療薬として「アビガン」という薬を開発し販売中です。

 

正式にインフルエンザ治療薬として日本でも承認された「アビガン」は、ウイルスの増殖を防ぐことが期待されています。

 

これは、エボラウイルスに対しても効果的で、2014年に10月現在やく9800人の感染者にたいして、4800人ほどの死者を出している現状では非常に期待されているものです。
アビガン

 

アビガンは、ウイルスの増殖を抑えるために、すでにウィルスに侵された細胞に入り込んで活躍するという特徴があります。

 

タミフルのように感染後の投与時間に制限がある薬と違い、感染後の経過時間に関わらずウイルスを抑える効果を発揮することが確認されているため、通常使用されているタミフル等で効果が見られない場合に有効です。

 

一方で副作用として奇形児が生まれる可能性があることが、動物による非臨床試験で明らかになったため、妊娠している方の使用は禁止されています。

 

うんちく 補足

写真やカメラのイメージがある富士フイルム・・なぜ医薬品を作れるの?ッて思うかもしれませんが、レントゲン写真をはじめ古くから富士フイルムは医療分野で活躍している会社なのです。

 

イナビル吸入粉末剤

インフル治療薬としては、タミフルやリレンザが主流でしたが、現在はこの2010年に登場した「イナビル」がA型B型の感染症治療で話題になっています。
C型には使えません。

 

すごく特徴的なのが、1回吸引するだけでOK!なのです。ウイルスの増殖を防ぐという点では、タミフルやリレンザと同じですが、これらは数日続ける必要があります。
それに引き換え1回の処方でOKなのが楽ちんですね。

 

これらは基本的にウイルス増殖を防ぐので、すでに増殖しきってしまった体にはあまり・・・です。
※発症後48時間以内が効果的

 

ちなみに、インフルエンザは、トゲトゲの栗みたいなもの・・このトゲトゲが細胞をやぶって増殖し、体に害をあたえるのですが、イナビルはこのトゲトゲを撃退します。
バイキン
トゲトゲがなければ、ウイルスも細胞の殻をやぶれず増殖できず、死滅してしまいます。
これが抗インフルエンザ薬の仕組みなのです。

 

イナビルは、20mgタイプ(お子様用)と40mgタイプ(大人用)があります

イナビル
見たことがありませんか?左にずらし吸引、右にずらし吸引、ちょっと咳き込みそうなパウダーなので「ううう・・」ってきますが1回でOKです。

 

副作用として、下痢や、腹痛などお腹のあたりがゆるくなるようですが、お医者さんいわく「一発でなおる!熱もすぐに下がる!」って言われました。
実際そうでしたので、大助かりでした♪そして、予防にも使えるので家族の分も処方されて大助かり♪
2日間連続して摂取することで最長約10日の間、インフルエンザウイルスを予防する効果が持続します。

 

注意する点としては、使い勝手が良く、効果もすぐに実感できるため、まだ体内にウイルスが残っていても日常の生活活動ができることから、無意識にウイルスを拡散させてしまったり、無理をすることでぶり返してしまうということもあります。

 

インフルエンザに感染した際は、他人への感染の可能性も考えて、症状に関わらず、既定の5日間(発症後)は自宅できちんと療養し、感染の拡大にならないようにしましょう。





抗インフルエンザウイルス 「ラピアクタ」

医療機関でもっとも使われているとされているのはこちらラピアクタ

 

ラピアクタ点滴静注液バッグ300r、点滴城中駅バイアル150rとあります。
※C型インフルエンザには効果がありませんが、A型、B型の体内増殖を阻害する効果があります。

 

どちらの場合でも医療機関での1度の点滴投与(所要時間20〜30分ほど)で治療することが出来ます。
医療機関で、看護師など医療関係者によって投与されるため、タミフルが合わなかったり、リレンザが思うように吸入出来ない小さいお子様や年配の方でも確実に摂取できます。

 

最も多く報告されている成人の副作用は下痢で、およそ25%の人に出ると言われていますが、タミフルのように副作用として異常行動も警告されているので医師の判断のもと十分に経過観察いたしましょう。

 

インフルエンザウイルスの中でも9種類あるノイラミニダーゼですが、ラピアクタはそのすべてに高い効果があり、点滴投与当日から熱が下がるといった改善の兆候もみられるため、服用後、回復までに最長4日かかるといわれる他の薬に比べ即効性があると言われています。

 

その他、感染が確認された後48時間以内という時間的制限のデメリットはありますが、医師の許可が出れば、薬の服用や吸入が困難な0歳の乳幼児にも使用することが出来ます。

 

ただ、価格は3割負担でも2000円程とタミフル5日分の倍の値段になってしまいます。

 

ラピアクタ
出典元:https://www.shionogi.co.jp/med/products/drug_ra/g0l2sg0000003rhz.html

 

生ワクチンについて

生ワクチンとは、生きたウィルスや細菌の毒性を弱めたもの。これを摂取するとその病気にかかった場合と同様に免疫が出来ます。

 

摂取後、毒性を弱めたウィルスや細菌が体内で繁殖するため、それぞれの性質によって発熱や発疹などの症状が出る場合があります。

 

体内で十分な免疫が出来るには、約1ヵ月かかると言われています。

 

不活性化ワクチンとは

不活性化ワクチンとは、生ワクチンと違い、細菌やウィルスから、免疫を作るために必要な成分のみを取り出し、毒性をなくしたものです。

 

インフルエンザ治療薬 アビガンとイナビルやラピアクタとリレンザ

生ワクチンのように体内で増殖しないため、摂取は数回行わないと免疫を作ることが出来ません。(インフルエンザワクチンもこの不活化ワクチンになります。)

一般的には、一定の間隔をあけて2〜3回摂取し、さらに1年後に摂取することで初めて免疫ができるという経過になります。

 

欠点としては、この免疫力(抵抗力)は徐々に減少していってしまうので、長期にわたって免疫(抵抗)力を保つには、ワクチンに応じて追加接種が必要になるということです。

 

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