毎回、大事な時にインフルエンザに

MENU

私は今まで何度かインフルエンザにかかったことがあります。毎回かなりの高熱になりますので、印象も強く、その時々の気持ちは鮮明に覚えているのです。
その中でも、特に覚えているものを、いくつかお話ししたいと思います。

 

まず一番古い記憶である、8歳の時のことです。
家族と、父親の会社の同僚の方たちと、一緒にスキー旅行へ行っていました。そこで2歳の妹が熱を出してしまったんです。少し様子を見ましたが、熱が下がらず、両親と妹は一足先に帰ることになりました。でもその時すでに、私も少し具合が悪かったのです。でも、妹がぐったりしていて、みんなもとても心配していましたから、言い出せずに我慢していたのです。両親と妹が帰った後、寂しさとしんどい気持ちを我慢できなくなって泣き出し、急いで連れて帰ってもらいました。家に着いて熱を計ると39度まで上がっていました。お母さんは、気づいてあげられなくてごめんねと言ってくれました。とても辛かったけど、今では良い思い出です。

 

マンション

次によく覚えているのは、13歳の時のことです。

熱が高く寝込んでいた私は、朝方喉の渇きで目が覚めました。台所で水を飲んで部屋に戻ろうとした時、体がぐらぐら揺れるのを感じたのです。熱が高かったので、ふらふらしているのかと思ったら、大きな地震だったのです。あの阪神淡路大震災が起きた時でした。朦朧としていた私は、わけがわからず、夢中でベットの下にもぐりました。頭がグルグルして、まさに走馬灯のように色々なことを思い出していました。このまま死んでしまうんじゃないかと、本当に思いました。しばらくして揺れが止み、お父さんが大丈夫かっ!?と駆けつけて来てくれて、心底安心しました。
私が住んでいたところは震度5ぐらいだったのですが、マンションだったことと、高熱だったこともあり、相当な揺れに感じたのです。正直その後のことは覚えていません。
ベットに倒れこんだのか、そのまま起きていたのか・・・。
ただただ怖い体験でした。

 

コンビニ

次に覚えているのは、18歳、高校生の時です。

その当時スーパーのレジでアルバイトをしていました。年末でとても忙しい時期だったので、社員の人に、この時期は絶対休まないで欲しいと言われていたのです。朝から少し寒気がしていたのですが、無理をして出勤し、レジ打ちをしていました。寒気が止まらず、足もとにヒーターを置いてもらって頑張っていましたが、昼休憩の時に食欲もなく、ぐったりしている姿を先輩が見て、帰った方が良いと言ってくれたのです。先輩も一緒に社員さんに話してくれて、なんとか帰ることができました。帰りも自転車を漕ぎながら、しんどいのと申し訳なさで泣いていました。そのまま寝込み、げっそりしたまま新年を迎えました。ちょうど2000年、ミレニアムで世間が盛り上がっている時で、ある意味特別な新年の迎え方でした。

 

次にお話しするのは、結婚し、親元から離れて1年程たったときのことです。
主人がまずインフルエンザにかかり、看病するうちに自分も感染してしまいました。絶対にインフルエンザだと確信していましたので、すぐに病院へ行ったのですが、熱が上がってすぐ行ったのがいけなかったのか、インフルエンザの検査で陰性になってしまったのです。主人がインフルエンザにかかっていると伝えても、タミフルは出してもらえず、解熱剤と、抗生物質だけ出され、帰ってきたのです。
しばらくたってから再度行けばよかったのですが、そんな体力もなく、何日か高熱が続きました。主人はすぐに回復して、買い物をしてきてくれたりしましたが、日中は仕事で、家に一人で寝ている時、あらためて母親や妹が側にいないことがとても寂しく感じました。

 

次が一番最近かかったときの話です。
それは主人の両親と同居して2年目、12月のことです。
11月の終わりごろに予防接種には行っていたのですが、どうやら効果が現れる前に感染してしまったようです。幼稚園の娘のお遊戯会があり、狭いホールぎゅうぎゅうに保護者や園児がいる状態で、座っている近くには、ゴホゴホと咳をしている人が数人いました。私は、マスクをしていなかったことをとても後悔しました。案の定、次の日の朝、節々の痛みとともに目覚めました。熱を測ってみると、まだ37度8分ぐらいだったでしょうか。以前の経験から、熱の上がり始めで検査に行っても反応が出ないことは知っていたので、ほぼそうだろうと思いながら、昼ぐらいまで待ってから、同居する姑にお願いして、近所の病院へ連れて行ってもらいました。受付けで、高熱であること、インフルエンザの可能性があることを伝え、別室にて待機させていただきました。お医者さんに診てもらうまで、寒気と節々の痛みで朦朧としていました。お医者さんも、脈を測った時点で、おそらくインフルエンザでしょうとおっしゃっていました。そして、案の定インフルエンザB型でした。2014年のインフルエンザの予防接種は、まだ3価だったので、もしかしたらワクチンが効かないウイルスだったのかもしれません。診察が終わりお医者さんに、薬は吸引タイプのイナビルとタミフルどっちにしますか?と聞かれました。吸引タイプ、噂には聞いていましたが、どんなものかはきちんと知りませんでした。タミフルは、数日間飲む必要があり、飲み忘れなどが心配なら、1回の摂取で良い吸引タイプがおすすめとのことでしたので、イナビルにしました。薬局に行き、薬剤師さんから薬の説明を受け、帰ってからきちんと吸引できるか不安だったので、その場でさせてもらいました。粉状の薬を思いっきり吸引するので、正直言って病人にはなかなかしんどかったです。
ただ、1回で良いというのはとても助かります。私にはとても効果があり、次の日にはかなり症状が落ち着きました。
後で調べたら、熱が比較的すぐに下がることもイナビルの特徴のようです。後は安静に・・・できるわけもなく、長女はともかく、下の子はまだ1歳になったばかりだったので、マ

ゼリー

マの側がいいと言って離れてくれません。うつしてしまうんじゃないかとハラハラしましたが、PM2.5対策で買っていた、ウイルスも通さないマスクを常につけ、なんとか免れました。ただでさえ気持ちが弱っている時に、姑は、○○○(息子)にうつさんようにせななぁと、自分の息子の心配ばかり。私に対して、大丈夫?の一言もありませんでした。それどころか、病原菌扱いで、私は部屋から出るのが怖くなりました。もし、姑や舅、ましてや主人にうつしてしまったら、なんて言われるか・・・、想像するだけで熱が上がりそうでした。同居してから、疎外感はこれでもかというほど感じていましたが、辛さと孤独感で押し潰されそうでした。主人が帰宅し、真っ先に私のところへ来てくれて、大丈夫か?ゼリー食べる?と声を掛けてくれた時は、本当に涙が出そうになりました。長女も小さいながらに、とても心配してくれました。病気の時、弱っている時に本当の愛情ってわかるものなんだなと、あらためて思いました。

 

何度もインフルエンザにかかって思ったことは、まずはかからないように予防することがとても大切だということです。人の多い場所ではマスクをつけ、適切な時期に予防接種をうける。最近ではフルミストという鼻で吸引するワクチンが受けられるようになってきました。まだ日本では認可されていませんが、1年間も効果があるそうです。値段が注射の倍もかかりますが、13歳未満は注射の場合2回打たないといけませんので結果的に差はありません。ただ、我が家では注射嫌いの主人までフルミストがいいと言うので困ったものです。けど、そのおかげか前回は、なんとか全員かからずに済みました。
そろそろ予防接種の時期がやってきたので、フルミスト3人分と注射1人分を小児科に予約済みです。今回も家族全員インフルエンザにかからず、元気に過ごせますように。