インフルエンザに感染すると喘息を併発、入院

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過去5回のインフルエンザ体験記

私は、過去5回もインフルエンザに感染しました。
もともと、小児気管支喘息を持っていたためか、毎回、インフルエンザに感染するたびに、隔離された病室に入院をすることが通例になっています。

 

1回目

天敵

1番最初に、インフルエンザに感染したのは、中学校2年生の時でした。

まず、熱は40℃まで上がり異常な寒気に襲われて、近くの市立病院へ受診しました。
医師から、「鼻の中から粘膜を採ってインフルエンザの検査をしましょう。」と言われました。
私は、「えっ、インフルエンザ?」と思い、人生で初めてインフルエンザの検査をしました。
結果は、a型の陽性で喘息発作も起こしているので、即入院となりました。
病棟へ着くと、そのまま個室へ車椅子で入りました。
そして、点滴の準備がされていて、医師に点滴の針を左手に刺されたり、血液ガスを採られたりと、痛いことだらけが待っていました。
熱が、40℃から下がらないので、腋下と鼠蹊部を氷枕で冷やし、とにかく寒気が止まらなかったです。
次に、頭と節々の痛みに苦しみました。下手に解熱鎮痛剤は使用できないと言われ、ひたすら痛みに耐えました。
その日から、タミフルを飲むようにと医師から伝えられていたので、副作用を心配しながら、怖々とタミフルを飲みました。
幸い、タミフルの副作用は全く無く、効果が現れたので、熱も痛みからもすぐに解放されました。
しかし、喘息が悪化したので、入院は1週間になってしまいました。

 

2回目

リレンザ

2回目に、インフルエンザに感染をしたのは、中学校3年生の時でした。

受験を控えた年末でした。
その時は、熱がダラダラと続き、怠いなと言った症状で、ただの風邪だと思っていました。
しかし、あまりにも長引くので、受験を控えている身として、病院に受診をしました。
また、鼻の粘膜を採って検査をしたら、医師に「インフルエンザb型に感染しています。」と言われました。
どうやら、b型の特徴は高熱がなかなかでず、長期戦になると言われました。
今回は、気管支喘息の併発が幸いになかったので、自宅療養になりました。
しかし、b型はa型以上に苦しかったです。
熱は、3日以上続くし、関節痛も長引く、最悪でした。
じわじわと体を痛めつけられました。
当時の特効薬はリレンザでした。
リレンザは、口から粉薬を吸入するタイプです。
1日2回、吸入をするだけで、良いという薬でした。
本当にこれで効くのかなと半信半疑でしたが、やはり効果はあって、インフルエンザは改善していきました。
それにしても、受験前のインフルエンザはきつかったです。

 

3回目

3回目のインフルエンザ感染は、社会人になった時です。
スーパーの品出し業務をしていたので、不特定多数の人と接触することが多かったのです。
やたら寒気がするし、怠いなと思いつつ勤務を終えて、自宅で熱を測ったらなんと41.3℃という最悪の高熱でした。
今回は、気管支喘息を併発してしまい、入院になりました。
もちろん、個室に隔離になり、トイレも病室にポータブルを置かれました。
また、点滴の医療行為が始まりました。
この時は、a型でした。
しかし、すぐに熱が下がるa型なのに今回は、なかなか熱が下がらす、夜中も寝ることが出来ませんでした。
ナースコールを押して、看護師さんに「寒気がしてだるいのですが。」というと、体温を測って、39℃あったため、「坐薬を入れようか?」と打診される惨めなことになりました。
しかし、インフルエンザと気管支喘息の併発で今回はかなり苦しめられました。
パルスオキシメーターが92%を切ってしまい、酸素吸入をする次第です。
寝ても覚めても、呼吸苦で3日間ほど意識が薄れるではないか、と思いながら病室のベッドに横たわっていました。
ちなみに、使用した薬はタミフルです。

 

4回目

4回目のインフルエンザ感染は、またスーパーの品出し業務の仕事の時でした。
この時は、気管支喘息が酷くて病院へ受診をした際に、たまたまインフルエンザの検査をしたら、また陽性が出たのです。
この時は、またまたa型でした。
「もう、こりごり。」と思い、スーパーの品出し業務を辞めようとまで考えました。
気管支喘息の検査のために、血液ガスを採られたのですが、手首の動脈から採血が出来ず、鼠蹊部から採血をしました。
インフルエンザと気管支喘息で辛い中、何回もやり直しをしたので、「いい加減にしてくれ!」と思ってしまいました。
血液ガスの検査結果は、酸素が減って、二酸化炭素が多いという、完全なる気管支喘息でした。
気管支喘息の治療とインフルエンザの治療がまた重なり、辛いというか、情けない感情に襲われました。
今回は、全く食欲がなくなってしまいました。
医師からは、「食べないと退院出来ません。」と言われ、妥協して、病院食を普通食からお粥と減塩食に変えてもらいました。
なんとか、食事を義務的に摂るようにしましたが、体重は3kg減りました。
まあ、少し太っていたので、ちょうど良いかななんて思いました。
幸い、気管支喘息が治り、熱も下がり、だるさも消えたので、退院となりました。

 

5回目

熱

「これからは、インフルエンザに感染しないぞ!」と意気込んで、冬場はマスクをして生活をしていたので、それからはなんとかインフルエンザから遠ざかっていましたが、ひょんな所でインフルエンザに感染をしました。

それは、院内感染でした。
私が、単純な気管支喘息の発作で入院をしていたのですが、外出をしていた他の患者さんが、インフルエンザウイルスを病棟へ持ち帰ってきたのです。
その患者さんが発熱をして、最初は、インフルエンザの反応が出なかったのですが、次の日、再度インフルエンザの検査をしたら、なんと陽性との噂が回ってきました。
最初は、インフルエンザの院内感染なんてありえないと否定していましたが、それは、現実になりました。
じわじわと、インフルエンザに感染している患者さんと同室の患者さんが発熱し始めました。
段々、マスクをしている患者さんが増え、個室がインフルエンザに感染した患者さんが入り始めました。
私には、関係の無いことだと思っていたのですが、その始めに感染した患者さんと、良く朝の洗面所で会うことが多かったので、私もゾクゾクと寒気が始まりました。
案の定、私の体温も上がり始めて、39.5℃となりました。
夜間に、発熱したので夜勤の医師がインフルエンザの検査をしてもらいました。
すると、完全にインフルエンザに感染をしていました。
その朝から、リレンザの使用を始めました。
効果は絶大で、1日で回復しました。
しかし、インフルエンザの院内感染は怖いものです。
さすがに、弱っている体のためにインフルエンザのウイルスが入るので、通常とは免疫が違います。
重篤な方は、インフルエンザによる重度の肺炎を起こした患者さんもいました。
私は、気管支喘息の発作は酷くなっていき、咳と痰の嵐に襲われました。

最初に感染した患者さんは、強制退院となり、インフルエンザの院内感染は治ると思いましたが、そうはいきませんでした。
どんどん、インフルエンザ感染が広がっていき、最後には看護師さんが、患者さんに、「トイレ以外、部屋から出ないで下さい。」と注意喚起しました。
そして、食事も部屋で全員が摂ることにもなりました。
その時、看護師さんは、院内に電話をするときには、「インフルエンザの院内感染でお騒がしている○病棟です。」と、話始めました。
とにかく、院内感染の恐怖に襲われた長引いた2週間の入院生活でした。
さすがに、5回もインフルエンザを経験すると、怖さ半分慣れ半分と言いたいところですが、怖さの方が優っています。
何回、インフルエンザは経験しても慣れないものです。
これから冬場、インフルエンザには気をつけて下さい。