豚インフルエンザに感染した豚は食用可能か?

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豚インフルエンザに感染した豚は食用可能か

豚インフルエンザの脅威豚インフルエンザに感染したブタを食べても、ウイルスに感染する可能性はほとんどありません。

なぜなら、豚インフルエンザウイルスによる人への感染は空気感染によるものです。

 

 

 

 

豚インフルエンザウイルスの拡散の仕組み

このウイルスはブタの咳やくしゃみによって、空気中に広がり、他のブタの鼻や気道の粘膜に付着することで拡散します。

 

ブタの鼻や粘膜にはウイルスが細胞内に潜り込めるような受容体があるので、そこからウイルスが侵入し、感染が成立します。
まれに、ブタが床をなめることにより、床に落ちたウイルスが気道から感染することもあるようです。

 

基本的に、インフルエンザの感染方法は人・鳥・ブタの全てのインフルエンザウイルスで共通ですが、ウィルスが細胞に侵入する受容体の形は異なりますので、人インフルエンザウイルスは人にしか、鳥インフルエンザウイルスは鳥にしか感染しません。

 

しかし、豚には3種類の受容体があるので、人、鳥、豚インフルエンザウイルスの鼻や粘膜に付着したウイルスが細胞内に侵入することが出来るのです。




インフルエンザ撃退には次亜塩素酸水

ウイルスの増殖場所

豚インフルエンザウイルスの増殖場所はほとんどが豚の肺の中です。
そのため、豚の肺である豚ホルモンのフワプップギ、バサ、ホッペを鼻でにおいをかいだり、生で食べたりすると感染の可能性はあります。もちろん、現在は寄生虫の問題や、レトロウイルスに対する過剰反応のために、ブタの生食はほとんど行わないません。

 

その為一般的な場面では心配ありません

 

ウイルスのイメージ

 

ちなみにですが、豚の生食に関して最も問題になってくるのは、インフルエンザというよりも、ブタの遺伝子の中にいるレトロウイルスが問題なのです。
※レトロウイルスとは、白血病やエイズを引き起こすウイルスの仲間です。

 

感染性のあるレトロウイルスが ブタの遺伝子配列の中にあるという事が発見されたため、実現一歩手前まで来ていた、重症糖尿病患者に対するブタ膵臓ランゲルハウス島の人への移植研究が中止となったという事もあります。

 

現在、このウイルスに感染し、病気を発病した人の報告はありません。

しかし、試験的にブタ膵臓を用いた体外循環などを施行した、感染のある人160名の血液と唾液を検討したところ、ブタ細胞が血中や唾液中に見つかった人もいました。
※ウイルスはすべて陰性でした。

 

しかし、今後何らかの原因でブタ遺伝子ウイルスが感染する可能性もありますので、豚は充分焼いて食べましょう。

 

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